こんにちは。
ご無沙汰しています。
妻の親友の父が余命5日〜20日と連絡を受けて、昨日妻の親友の実家にお見舞いに行ってきました。
介護ベッドに横になり、以前から見てきた姿からは印象も変わり痩せてしまい末期癌との激痛に涙を流して本当に苦しそうでした。
微力ながら訪れた親族と共に身体を軽くマッサージしてあげたりしました。
辛い。
こちらも本当に辛い。
妻の親友の父も涙を流して痛みに耐えて、マッサージしてる我々も悲しい表情は出すまいと笑顔で声掛けしながら涙を流している。
痛みを誤魔化す為に強力な麻薬の様な薬を飲んで、5分程すると痛みも落ち着いてきます。
昨日も色々な人がお見舞いにきました。
支える奥様も心身共に疲弊しています。
我々がお邪魔した時は眠っていました。
妻の親友の父は麻雀が大好き。
昨日揃ったメンツで麻雀やりたいと妻の親友の父が自分の意志を言葉に出して、麻雀を楽しみ始めました。
信じられない想いでした。
先程まで横になって苦しそうにしていたのに、麻雀を打ってる時はいつもの元気な姿でとびっきりの笑顔も見せてくれました。
美味しそうに卵焼きも食べていました。
私は涙を堪える作業に必死で俯いているのでやっと。
気を抜いてしまえばボロボロになって泣いてしまいそうだったので。
好きな事をする時って余命宣告されたとは思えない位イキイキと笑顔が出るものなんですね。
そんな幸せそうに麻雀を打つ姿を見て、今まで生きてきて持ってきた自分の悩みなんてくだらないものだと大きく反省しました。
もっとお金が欲しいとか、豊かになりたいとか思うのは自由だけど、気の合う親族や仲間に囲まれて美味しいご飯をたべて【健康】な日々を過ごせる事が何よりの一番の幸せなんだと改めて深く気付く事が出来ました。
今の自分には愛すべき家族もいる。
今の自分には愛すべき仲間達もいる。
今の自分には五体満足の健康な身体もある。
そう考えると最低限食べていけるお金を持って、心ある大切な人達と信頼関係を結び大切な時間を共有できる事の幸せを強く感じましたし、それ以上のモノは必要ないかもなって昨日はずっと考えていました。
今の自分に無い事ばかり追求して苦しむ必要も無いのですね。
むしろ、あるものにフォーカスして感謝の気持ちを持って人間的に成長出来た方が今後の人生において有意義に過ごせる可能性の方が高いかもしれないって思います。
健康な身体と良好な人間関係。
これこそが最強の幸せの源泉なんだと確信に至りました。
まだまだ奇跡は起きます。
まだまだ生きています。
我々は奇跡を信じて祈り前を向きます。
大丈夫。
我々が悲観したら闘病する本人の後押しが出来ない。
人の想いは強いのです。
関わる皆様いつもありがとうございます。
もしこのブログを見るご縁に恵まれましたら、無事を祈って頂けますと幸甚の至りでございます。